星花 水

『お星さま』５周年を記念して制作しました。

２年前から「ロマンス研究部」という単語で何か作れないかずっと考えていて…最初は漫画にするつもりだったんですけどVTuber的な動画にしようとも思ったり、あれよあれよという間にゲームになりました。

言葉を大切にしたいので形式はノベルゲームを選びました。
宝箱みたいな、好きなものを詰め込みたくていろいろ細工もこさえて…楽しく作れたと思います。

キャラクターは私が過去に水彩作品で描いた子たちを少しデザインし直して登場させています。
水彩作品に描いている時は(デザインは凝るが)あまりキャラクターとして固有の存在感を与えたくない…と思っています。
誰でも「美しいもの」を前にすると言葉を失うでしょう。
その「誰でも」という普遍性を保つために、名前を付けたりはしません。
ですが、ゲームでは名前を与え、性格を着色して登場させています。
イメージ的にはこう…スターシステムのような…本人は本人だけど、イコールそれが本来の姿ではない、みたいな感じです。
でも、この子はこういう性格なのか～！と思ってもらっても
全然オッケーですわ～♡

あとは…そうだな…。
立ち絵やスチル、その他のイラストを描いたり、ムービーを作ったり、曲をつけたり…というのは、この子たちが踊る舞台を創造して、服を仕立ててあげて、脚本を手渡して、幕を上げて…といった、まるで映画を製作しているようで、とても不思議な経験でした。

​この子たちの舞台を、どうぞご覧あれ。